フィッシャー式(読み)フィッシャーしき(その他表記)Fisher formula

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィッシャー式」の意味・わかりやすい解説

フィッシャー式
フィッシャーしき
Fisher formula

アメリカの経済学者 I.フィッシャーの案出した総合指数算出方式で,ラスパイレス式パーシェ式幾何平均をとったもの。ラスパイレス式が基準時ウエイト,パーシェ式が比較時ウエイトであるのに対して,フィッシャー式はその幾何平均をとっており,両式欠点を補うものとなっている。日本では財務省が貿易指数の一環として公表している『外国貿易概況』の貿易価格指数が,このフィッシャー式で算出されたものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む