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フィティッヒ Wilhelm Rudolph Fittig

大辞林 第三版の解説

フィティッヒ【Wilhelm Rudolph Fittig】

1835~1910) ドイツの化学者。ラクトンの発見のほか、ベンゼン同族体合成の一般的方法(フィティッヒ反応)を発見。ナフタレンなどの構造決定にも業績を残す。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フィティッヒ
ふぃてぃっひ
Rudolph Fittig
(1835―1910)

ドイツの化学者。ハンブルクの教職者の家に生まれ、1856年ゲッティンゲン大学に入学し、ウェーラーとリンプリヒトH. F. P. Limpricht(1827―1870)のもとで化学を学んだ。チュービンゲン大学教授(1870)、ストラスブール大学教授(1876)を歴任した。ラクトンの発見など、多くの有機合成化学の実験を積み重ねるなかで、「フィティッヒ反応」と彼の名を冠してよばれる、ベンゼンから芳香族炭化水素を合成するときに有効な反応を発見したことで知られている。生粋(きっすい)の実験家であり、理論の構築には興味を示さなかった。[井山弘幸]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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