フィブリノペプチド(その他表記)fibrinopeptide

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィブリノペプチド」の意味・わかりやすい解説

フィブリノペプチド
fibrinopeptide

フィブリノーゲンがフィブリンに変化するにあたって,前者から切取られてくるペプチド断片をフィブリノペプチドという。フィブリノーゲンのα鎖およびβ鎖のN末端から,それぞれフィブリノペプチドAとBが,トロンビンの作用によって分離してくる。A鎖,B鎖とも 10~20個ほどのアミノ酸から成るが,切取られたあとは不要なペプチド断片であるため種による変異が比較的大きく,分子レベルでの進化研究の好材料の一つとされて,各種哺乳類,特に偶蹄類の間で詳しい比較がなされた例がある。

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