好材料(読み)コウザイリョウ

デジタル大辞泉 「好材料」の意味・読み・例文・類語

こう‐ざいりょう〔カウザイレウ〕【好材料】

ちょうど都合のよい材料。「週刊誌好材料になる」
相場が上がるような要因強材料つよざいりょう。買い材料。⇔悪材料

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「好材料」の意味・読み・例文・類語

こう‐ざいりょう カウザイレウ【好材料】

〘名〙
① ちょうど具合のよい材料。いいたね。
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉四「来る気もなしに来たのであるが、かう云ふ好材料を得様とは、全く思ひ掛けなんだ」
② 取引相場で、相場の値上がりを促進させるような原因または事情をいう。〔新聞語事典(1933)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

FX用語集 「好材料」の解説

好材料

相場は様々な要因で動きますが、その変動原因や変動要因となるデータや出来事などを材料といいます。そのうち、相場が上がる要因のことを好材料といいます。逆に相場が下がる要因は悪材料といわれます。外国為替相場の場合、各国経済指標金利株価紛争要人発言国際紛争自然災害などが材料となりますが、好材料となるか悪材料となるかはその時々の相場環境にも影響されますから、注意が必要です。

出典 (株)外為どっとコムFX用語集について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android