コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

フェダーイーヤーネ・イスラーム Fedā’īyān‐e Islām

世界大百科事典 第2版の解説

フェダーイーヤーネ・イスラーム【Fedā’īyān‐e Islām】

第2次世界大戦中,セイエド・モジタバー・ミールラウヒー(後にナバーベ・サファビーと呼ばれる)が中心となり,テヘランに組織されたイスラム・ファンダメンタリストの小グループ。シャリーアの厳格な実施,非イスラム性の根絶を目的とし,テロを常套手段とした。既存のシーア派イスラムへの批判を強めていたカスラビー(1946),宮内大臣アブドル・ホセイネ・ハジール(1949),首相アリー・ラズマラー(1951)らを相次いで暗殺し,モサッデク政権にも少なからず脅威を与えた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のフェダーイーヤーネ・イスラームの言及

【フィダーイー】より

… 近年パレスティナ人コマンドは,自らをフィダーイーと呼んでいる。この語のペルシア語複数形をフェダーイーヤーンといい,フェダーイーヤーネ・イスラームは極右イスラム秘密団体として1943年から12年間暗躍した。71年にはマルクス=レーニン主義を奉じるフェダーイーヤーネ・ハルクというゲリラ団体が組織され,79年のイラン革命に際し人民蜂起で大きな役割を果たしたが,その後非合法化された。…

※「フェダーイーヤーネ・イスラーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

アウフヘーベン

ヘーゲル弁証法の基本概念の一。あるものを否定しつつも、より高次の統一の段階で生かし保存すること。止揚。揚棄。→アン‐ウント‐フュール‐ジッヒ →弁証法...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android