フェルナンド(1世)(読み)ふぇるなんど(英語表記)Fernando Ⅰ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フェルナンド(1世)(アラゴン王)
ふぇるなんど
Fernando
(1379/80―1416)

アラゴン王(在位1412~16)。アラゴン王ペドロ4世の娘エレオノーレとカスティーリャ王フアン1世との第2子。甥(おい)のカスティーリャのフアン2世の幼少の間、その摂政(せっしょう)として、フアン2世の王位を奪う提案を退け、アンケーラにある難攻不落のグラナダの城砦(じょうさい)を攻略して勝利を収めた(1410)が、その後財政的に窮乏したカスティーリャ王室を去った。しかし、カスティーリャ、アラゴン両王家はともにトラスタマラ王朝によって占められ、キリスト教王国によるイベリア統一の実現に強力な基盤となった。1410年バルセロナ公家の血を引くアラゴンのマルティン1世が死去。子女がなかったために、王位継承者選定の代表者会議がカスペ(サラゴサ県南西部の町)で開かれ(1412)、この席上でフェルナンドがアラゴン王に指名された。[飯塚一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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