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フォルマル Georg Heinrich von Vollmar

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世界大百科事典 第2版の解説

フォルマル【Georg Heinrich von Vollmar】

1850‐1922
ドイツ社会主義者。貴族の出身。1879年以来《社会民主主義者》の主筆として急進的な論陣を張る社会主義者鎮圧法撤廃後の〈エルドラド演説〉(1891)で〈緩やかな有機的発展〉を擁護。バイエルン社会民主党指導者として農民獲得の重要性を唱えたが,94‐95年の党農業綱領論争で敗れた。しかし,その後も南ドイツの修正主義的改良派の中心人物として邦議会での予算協賛や他党との選挙協力を推進した。【三宅 立】

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世界大百科事典内のフォルマルの言及

【ドイツ社会民主党】より

… こうした組織と議席の伸張は,各地域の日常活動に支えられており,革命志向より改良実践の比重を増すことになった。とくに南ドイツでは,農民層の獲得や自由主義政党との協力の必要がフォルマルらによって主張され,自由労働組合も労働者の地位向上に成果をあげるにつれ改良主義に徹していった。1906年には組合が党と対等の発言権をもつに至り,同じころ,エーベルトのような社会主義者鎮圧法後の世代が要職につくとともに党組織の官僚化が進んだ。…

【バイエルン】より

…他方,〈新バイエルン〉地方を主要な地盤とする自由派は,帝国宰相ビスマルクと結ぶバイエルン官僚政府の議会での支柱を形成した。 90年代にはいると,修正主義的なフォルマルを指導者とするバイエルン社会民主党の発展,中央党から自立してバイエルン農民同盟を結成した農民たちの下からの運動の展開,そしてこれと対抗しつつハイムGeorg Heim(1865‐1938)の指導下に躍進を遂げたキリスト教農民協会を中心とする中央党左派の台頭があり,第1次大戦の前夜には,中央党や自由派のなかの保守勢力の総結集を背景に初の中央党首班(ヘルトリング)内閣が成立する。ハイムをも抑えて形成されたこの体制に対して,またプロイセンの軍部・重化学工業界主導下の大戦遂行と戦時経済に対して,バイエルンの労働者や農民の不満はしだいに高まった。…

※「フォルマル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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