コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

フランカステル Pierre Francastel

1件 の用語解説(フランカステルの意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

フランカステル【Pierre Francastel】

1900‐70
フランスの美術史家。パリに生まれ,文学と美術史文献学を学ぶ。ベルサイユ宮殿の彫刻群についての博士論文を提出し,ワルシャワで5年間教鞭をとった後,1936年からストラスブール大学教授,48年からパリの高等研究学院で芸術社会学の講座を開く。フランカステルは美術の解釈に,いわゆる歴史的事実の羅列を排して,美学と社会学とを導入しようとする。すなわち〈造型言語〉という芸術表現の基本的エレメントは,言語とはまた異なった独立の単位として人間の文化的活動の基礎となっており,このような,書かれたものでないエレメントを,ある時代と社会の精神活動のあらわれとして解釈しようとする。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

フランカステルの関連キーワードギメ美術館シャガールブルクハルトフランスソワール岩村透前川誠郎池上忠治浦崎永錫高階秀爾村田潔

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone