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ブブノワ ワルワーラ Bubnova Varvara Dmitrievna

20世紀日本人名事典の解説

ブブノワ ワルワーラ
Bubnova Varvara Dmitrievna

07の版画家,ロシア文学者



国籍
ロシア

生年
1886年5月5日

没年
1983年3月28日

出生地
ペテルブルク

学歴〔年〕
ペテルブルク帝室アカデミー附属美術学校〔’14年〕卒

主な受賞名〔年〕
グルジア功労芸術家称号〔’66年〕,勲四等宝冠章(日本)〔’82年〕

経歴
ロシア貴族の子孫で父は帝政時代の官吏、のち銀行家。1914年ペテルブルク市立中学で絵の教師となる。のち日本の二科展に油絵が入選、好評を得た。ロシア革命後の混乱を逃れて、日本人と結婚していたバイオリストの妹オノ・アンナを頼って’22年母親と共に来日。’24年村山知義らの“マヴォ(MAVO)”の未来派運動に参加、油絵を国展、二科展に発表。のち東京高等工芸学校印刷科で石版技術を習得。石版画に独自の創作性を発揮、さらに写真版と手描きを併用した作品を発表するなど日本の進歩的な芸術に多大の影響を与えた。’37年から国画会に属し版画を発表。’24年から’58年に帰国するまで34年間早稲田大学、東京外国語大学、北海道大学などで非常勤講師としてロシア語・ロシア文学を教え、多くの人材を育成。帰国後はグルジア共和国に住んでいたが、’79年故郷のレニングラードに移った。’95年町田市立国際版画美術館で「ワルワーラ・ブブノワ展」が開催。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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