プシュケ(その他表記)Psychē

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プシュケ」の意味・わかりやすい解説

プシュケ
Psychē

ギリシア語で「いのち」「霊魂」を意味する語。ホメロスでは「いき」「呼吸」の意として用いられたが,古典期には生命原理一般,特に人間的生命の主体としての霊魂活動として考えられるにいたった。聖書ではパウロ書簡でプシュケは生命原理,プネウマは霊の意として用いられている。文学ではローマの文人アプレイウスの『黄金のロバ』のエピソードのなかに,クピド (→エロス ) に恋される美しい少女として語られている。造形的にはヘレニズム期以後,ちょうの羽をもった美少女の姿で表わされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 ロバ 黄金

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

半夏生の用語解説を読む