プライミング

デジタル大辞泉 「プライミング」の意味・読み・例文・類語

プライミング(priming)

内燃機関で、燃料管内空気を排出すること。
ポンプ起動の際、吸水管内に水を充満すること。
ボイラーで、蒸発が盛んになり、水面から気泡とともに水滴も飛び出す現象

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「プライミング」の意味・読み・例文・類語

プライミング

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] priming )
  2. 内燃機関を始動する際に、ポンプや管内の空気を空気抜き弁から排出すること。
  3. うず巻ポンプを起動する際、内部に水を充満させること。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のプライミングの言及

【記憶】より

…また,計算や推理,問題解決といった日常的な認知活動への注目から,記憶を管理するための記憶である“メタ記憶”の複雑な処理をテーマとした研究も盛んになっている。なお,長期記憶の領域においては“プライミング”という現象が話題になっており,これまでにあまり議論の俎上にのぼらなかった潜在記憶についての議論が活発になっている。(1)短期記憶short-term memory 人間の記憶システムが短期記憶と長期記憶から構成されると考えるモデルを,二重貯蔵モデルという。…

※「プライミング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android