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プラークリット文学 プラークリットぶんがく Prākrit literature

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プラークリット文学
プラークリットぶんがく
Prākrit literature

プラークリット語による文学。仏教徒パーリ語により,ジャイナ教徒は数種のプラークリット語を用いて,それぞれ独自の宗教文学を残した。プラークリット語の純文学作品には,パイシャーチー語で書かれたという現存しない大説話集『ブリハットカター』や,ラージャシェーカラの戯曲『カルプーラマンジャリー』 Karpūramañjarī,バークパティの歴史的叙事詩『ガウダバハ (ガウダ王子の殺害) 』 Gaüdavahaなどの作品もあるが,ハーラ抒情詩『サッタサイー』 Sattasaī (『七百詩集』) は,プラークリット語の特徴を生かして独自の文学的地位を占めている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内のプラークリット文学の言及

【インド文学】より

…サンスクリット語の文献は以上のような純文学作品のほかに,哲学,宗教,文法,修辞,辞典など直接文学に関係のあるもの,あるいは法制,経済,美術,音楽,天文,数学,医学,性愛など学術あるいは実際方面のものもあり,韻文で書かれたものもあるので,広義の文学作品とみなされている。
【プラークリット文学】
 仏教とジャイナ教は各種のプラークリット語を用いて文学作品を残したが,プラークリット語はまたサンスクリット劇において,上流階級の男子を除き婦人や下層階級の登場人物が各種のプラークリット語を用いる規定があったので,文学用語として重要であった。しかしそれ以外にも独特の文学作品を残しており,ハーラ(3~4世紀)の《サッタサイー》はプラークリット抒情詩独自の詩境を示すものとして名高い。…

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