ラージャシェーカラ(英語表記)Rājaśekhara

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラージャシェーカラ」の意味・わかりやすい解説

ラージャシェーカラ
Rājaśekhara

900年頃のインド詩人クシャトリヤ出身で,チャーハマーナ王家の女を妻とした。プラティーハーラ朝マヘーンドラパーラ王の師として迎えられ,北インドのマホーダヤ (現在のカナウジ) の宮廷に仕えた。美学論書『カービヤミーマーンサー』 Kāvyamīmāṃsāの作者として有名。彼の残した4編の戯曲のうち『カルプーラマンジャリー』 Karpūramañjarīは全編プラークリット語で書かれた特異な作品である。

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