ヘクサテューク(その他表記)Hexateuch

翻訳|Hexateuch

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘクサテューク」の意味・わかりやすい解説

ヘクサテューク
Hexateuch

旧約聖書最初の6書。いわゆるモーセ五書に『ヨシュア記』を加えたもの。資料的にも内容的にも関連が深いところから五書に対して六書とされる。内容的には,17世紀の研究により五書でなされた約束が『ヨシュア記』において成就していることが明らかにされ,また 19世紀中葉には,五書を形成している4資料 (J-ヤハウィスト,E-エロヒスト,D-申命記,P-祭司) が同時に『ヨシュア記』をも形成しているという説が出された。しかし4資料とこの6書の関係は単純ではなく,最近では別の分類も試みられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む