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ベイマツ

百科事典マイペディアの解説

ベイマツ

アメリカトガサワラ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベイマツ

ダグラスモミ」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベイマツ
べいまつ / 米松
Douglas fir
[学]Pseudotsuga taxifolia Britt.

マツ科の常緑高木。アメリカマツ、アメリカトガサワラともいう。大きいものは高さ100メートル、径3.5メートルに達する。枝は水平に長く伸び、下枝はやや下垂する。樹皮はコルク質をなし、粗く縦裂する。葉は線形で長さ2~3センチメートル、幅1~1.5ミリメートル、先は丸く、香気がある。雌雄同株。4月ころ開花する。球果は下垂し、卵形または狭楕円(きょうだえん)形で長さ5~10センチメートル、径2~3センチメートル、淡褐色で、矢羽形の包鱗(ほうりん)が目だつ。種子は長さ5~6ミリメートル、長い翼があり、10月ころ褐色に熟す。カナダからメキシコの太平洋沿岸に広く分布する。名は、アメリカ産のマツの意であるが、マツ類ではなく、日本のトガサワラの類である。樹皮からしみ出る樹脂を精製して、天然樹脂バルサムの一種オレゴンバルサムをつくる。材はオレゴンパインとよばれ、日本へ多量に輸出されている。材質はよく、建築、船、ベニヤ、パルプ、器具、家具など用途が広く、クリスマス・ツリーにも使われる。[林 弥栄]

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世界大百科事典内のベイマツの言及

【外材】より

…1890年代に入ってから輸入され,大正時代に入り輸入量は増加し,1924年には関東大震災の影響で280万m3に,さらに28年には350万m3に達した。その後は年々減少し続け,41年には第2次世界大戦のために中断されたが,戦後49年になりベイマツ1万4000m3の輸入により輸入が再開された。たぶん,現存する北米材の最も古いものの一つは,きわめてわずかな量であるが,ペリー提督が日本に開港を迫ったときに持ち込んだベイマツではないかと思われる。…

【トガサワラ】より

…モミに似た針葉をもつ日本固有のマツ科の常緑高木で,深山に生え,量は多くない。高さ40m,直径1mに達し,幹の樹皮は暗褐色で,縦に裂け,鱗片状に剝げる。太枝は横に張って円錐形の樹冠をつくり,一年生枝は淡黄色。針葉は線形でその落ちた跡(葉枕(ようちん))は枝面に少し隆起している。4月に前年の枝に腋生(えきせい)の雄花が群がってつき,雌球花は前年枝の先端につく。10月ごろ卵形で長さ4~6cmの木質黄褐色の球果が熟して下向きにつく。…

※「ベイマツ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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