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ベリコフスキー Immanuel Velikovsky

世界大百科事典 第2版の解説

ベリコフスキー【Immanuel Velikovsky】

1895‐1979
ロシア生れの古代史研究家。モスクワ大学で医学を修め,フロイトの研究を経て1938年以降はアメリカに在住する。著書《衝突する宇宙》(1950)は,太陽系に侵入した大彗星が歴史時代にはいっていた地球全体に大災害を与えたことを,世界中の神話伝承や古記録から検証したもので,賛否両論の渦を巻き起こした。問題の大彗星がわずか数千年前に金星として太陽系に取り込まれたという主張は無理があるものの,古代史に残る大事件と天体異変との関連に照明をあてた研究として評価する向きもある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のベリコフスキーの言及

【ハリーすい星(ハリー彗星)】より

…しかし1910年の事件に見られるように,すい星の科学的解明が進んだためにかえって大きな恐慌が起きるほど,この恐怖感は根強い。また近年ではすい星と大災害の関係を指摘するベリコフスキーの主張,イギリスの天文学者ホイルFred Hoyle(1915‐ )らによるすい星接近とインフルエンザ流行との因果関係追求をはじめ,伝統的なすい星観に新たな照明をあてる人びとも現れている。【荒俣 宏】。…

※「ベリコフスキー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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