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ベル/ボーイングV-22オスプレイ ベルボーイングブイにじゅうにオスプレイBell/Boeing V-22 Osprey

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベル/ボーイングV-22オスプレイ
ベルボーイングブイにじゅうにオスプレイ
Bell/Boeing V-22 Osprey

ティルトロータ方式の軍用垂直離着陸機 (VTOL機) 。固定翼の左右両端に回転翼 (ロータ) を取り付け,ヘリコプタのように垂直に離着陸するとともに,離昇後はロータマストを前方へ 90゜倒し,ターボプロップ機のように水平飛行をする。また左右への横進飛行や空中停止も可能。このような,ヘリコプタとターボプロップ機の特性をあわせもち,速度も航続距離もヘリコプタの2倍という,ティルトロータの長所を軍用機として実現したのがV-22である。武装兵員 24人または資器材 4.5tを搭載して,時速 450kmの高速で 2000km以上を飛ぶことができる。戦場での機動力は高く,味方兵員の救難救助にも適する。開発は 1985年アメリカ国防省とベル・ヘリコプタおよびボーイングとの契約で始まり,1989年3月に初飛行,1999年海兵隊向けの納入が始まった。ところが翌 2000年に2度の死亡事故を起こし,安全性と運用性の再検討を余儀なくされた。その結果,2002年試験飛行を再開,2005年からあらためて量産と配備に入った。アメリカ国防省は海兵隊向け 425機,海軍向け 48機,空軍向け 50機を調達する計画。エンジンはアリソン T406ターボシャフト (6150馬力) 2,乗員4,全長 17.47m,ロータ直径 11.58m,全幅 25.78m,最大速度時速 509km,航続距離 2200km。

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