ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 ベルゴニエ=トリボンドーの法則ベルゴニエ=トリボンドーのほうそくBergonié-Tribondeau's law 生体の組織,細胞の放射線感受性に関する一般法則。フランスの J.ベルゴニエと L.トリボンドーがラットの精巣にラジウム照射した際に発見し,癌の放射線治療の理論的根拠となった。その内容は,分裂頻度の高い細胞,若い細胞系,機能的,形態的に未分化な細胞であるほど,放射線感受性が高いというもの。しかし,この法則に反する事実も判明してきた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by