未分化(読み)ミブンカ

デジタル大辞泉 「未分化」の意味・読み・例文・類語

み‐ぶんか〔‐ブンクワ〕【未分化】

いくつかの要素一つに入りまじって、分かれていないこと。「未分化の社会形態」
受精卵ES細胞iPS細胞など分化万能性をもつ細胞が、体細胞生殖細胞分化していない状態

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「未分化」の意味・読み・例文・類語

み‐ぶんか‥ブンクヮ【未分化】

  1. 〘 名詞 〙 まだ分かれて発展するまでに至っていないこと。
    1. [初出の実例]「山中社会での職能の未分化は、彼にいやおうなしに〈略〉その他さまざまの労働者たることを強いる」(出典:孤児なる芸術(1949)〈山本健吉〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android