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ペリディニウム Peridinium

世界大百科事典 第2版の解説

ペリディニウム【Peridinium】

2個の半球状ないしは円錐状の部が上下に合わさってできた単細胞性の渦鞭毛藻の1属で,14枚の鎧(よろい)板で上殻を,7枚の鎧板で下殻をつくる特徴がある。上殻と下殻の先は角状にとがるものが多い。体には背腹性があり,腹面の中央部から2本の鞭毛が出るが,そのうちの1本は体の中央部の横溝を巻くようにのび,他の1本は縦溝に沿って後方にのびる。これら2本の鞭毛により体を回転させながら泳ぐ。生殖は2分裂の無性生殖のほかに雌雄の配偶子形成による有性生殖を行う。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のペリディニウムの言及

【淡水藻】より

…これとは逆に,大繁殖して水の華(淡水赤潮)を起こし,水質を変化させて有用魚貝類に被害を与える淡水藻もある。その代表はラン藻のアオコ,黄金色藻のウログレナUroglena americana Calkins,渦鞭毛藻のペリディニウムなどである。【千原 光雄】。…

※「ペリディニウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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