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ホグバック hogback

翻訳|hogback

世界大百科事典 第2版の解説

ホグバック【hogback】

傾斜した岩層群に対する差別削剝によって生じ,非対称の横断形をもつ尾根。強抵抗性岩(硬岩)と弱抵抗性岩(軟岩)の互層ケスタの場合より急傾斜(45度以上)の同斜構造をなして広がる地域において,軟岩より硬岩が削剝されにくいため,硬岩層が城塁のように突出したものである。砂岩,レキ岩,火山砕屑岩などで構成される例が多く,大規模なものは半乾燥地域に多く,小規模なものは波食棚表面(たとえば宮崎県青島を取り囲む鬼の洗濯板)にもみられる。

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世界大百科事典内のホグバックの言及

【構造地形】より

…ケスタを形成する地層の傾斜は15度以下とされているが,傾斜がさらに緩やかになり地層が水平に近い所では,硬岩層が平たんな山頂やテーブル状の地形をつくり,メーサとよばれる。逆に地層の傾斜が45度以上となり,硬岩層の部分が突出した細長い丘陵,山稜となったものをホグバックという。さらにロシア平原やアメリカ内陸低地のように,古生層・中生層のほぼ水平な地層が広い平地や高地をつくる所では構造平野が発達する。…

※「ホグバック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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