ホコロ堂(読み)ほころどう

日本歴史地名大系 「ホコロ堂」の解説

ホコロ堂
ほころどう

[現在地名]武生市四郎丸町

四郎丸しろうまる南部今宿いまじゆくとの境の金毘羅宮の北側にある石祠で、江戸時代の篤農家久野治左衛門の霊を祀る。治左衛門は当地の富裕な農家に生れたが、耕地整理の必要を説いて、延宝五年(一六七七)いったん私有地をすべて村有地として田畑の測量検地を行い、耕地整理を始めた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android