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ポチテカ pochteca

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世界大百科事典 第2版の解説

ポチテカ【pochteca】

メキシコ中央高原において15世紀後半以降,アステカ勢力が拡大するとともに台頭した特権的な遠隔地交易商人の集団。彼らの活動は,地方市場における自己生産品の交換と異なり,支配階層の消費する奢侈(しやし)品やその原材料である羽毛類,宝石貴金属材を取得するために,タバスコからユカタン半島方面,チアパスからグアテマラ方面まで隊商を組織して交易することであった。ポチテカは交易品としては,黒曜石ナイフ,針など日用品のほか,アステカ領主から下賜されたり,トラテロルコの大市場で調達した木綿布,装身具のほか奴隷などを持参した。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のポチテカの言及

【運搬】より

…アンデスではラマが30kgほどの荷物を運べたので,そのキャラバンはもっとも重要な運搬システムになっていた。メソアメリカではそれすらなく,結局は人間のキャラバンに頼らざるをえず,アステカ王国ではポチテカという,遠距離交易を専業とする集団が王権の特別の保護のもとに活躍した。ラマの有無にかかわらず,新大陸文明の壮大な石造建築は人力によってのみ可能であった。…

※「ポチテカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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