ポリエチレンテレフタラート(その他表記)polyethylene terephthalate

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化学辞典 第2版 の解説

ポリエチレン=テレフタラート
ポリエチレンテレフタラート
polyethylene terephthalate

略称PETエチレングリコールテレフタル酸から合成されるもっとも代表的なポリエステルの一つ.融点が250~265 ℃ とかなり高く,広い温度範囲にわたって機械的性質や電気的性質がすぐれているため,繊維およびフィルムとして広く用いられている.工業的には,純度の高いテレフタル酸の製造に困難があったので,ジメチルテレフタラート(a)とエチレングリコール(b)とから亜鉛,鉛などの金属酸化物の触媒を用いて,約190 ℃ で脱メタノール縮合によりビス(2-ヒドロキシエチル)テレフタラート(c)をつくり,次に真空下(102 Pa 以下)で280 ℃ に加熱し,脱エチレングリコール反応による2段階のエステル交換反応を用いる溶融重合法が広く行われた.現在では,純度の高いテレフタル酸の工業的製法が確立され,エチレングリコールとの直接縮重合によって製造されている.[CAS 25038-59-9]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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