マイヤーの関係式(読み)マイヤーノカンケイシキ

デジタル大辞泉 「マイヤーの関係式」の意味・読み・例文・類語

マイヤー‐の‐かんけいしき〔‐クワンケイシキ〕【マイヤーの関係式】

気体定圧比熱定積比熱の間の関係式。定圧比熱をCp、定積比熱をCvとすると、Cp-Cv=R/Mで表される。ここでRは気体定数、Mは分子量である。ドイツの物理学者J=R=v=マイヤーにより導出された。

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法則の辞典 「マイヤーの関係式」の解説

マイヤーの関係式【Meyer relation】

理想気体定積モル比熱 CV と,定圧モル比熱 CP との間には,R を気体定数としたとき次の関係式が成立する.単に,マイヤーの式*ということも多い.

CPCVR

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のマイヤーの関係式の言及

【気体】より

CpCvとの間には, CpCvRの関係が成り立つ。これをマイヤーの関係式という。また,γ=Cp/Cvで定義されるγを比熱比といい,気体の性質を調べる際よく使われる。…

※「マイヤーの関係式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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