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マグノックス(英語表記)magnox

翻訳|magnox

世界大百科事典 第2版の解説

マグノックス【magnox】

マグネシウム合金の一種。イギリスで発電用の天然ウラン燃料・炭酸ガス冷却型原子炉(コールダーホール型炉)の燃料被覆材として開発されたもの。この炉は日本では東海1号炉として稼働している。実用合金の組成は0.8%Al‐0.01%Beである。マグネシウムは熱中性子をあまり吸収しないので燃料として天然ウランを利用することができるが,高温で冷却材としての炭酸ガス中での酸化が問題であり,この合金はマグネシウムに少量の合金を添加することで耐酸化性を改善したもので,magnesium no oxidationの頭文字をとって名づけられた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のマグノックスの言及

【原子炉材料】より

…アルミニウムは耐熱性に乏しく,また高温の水に対する耐食性が良くないので,燃料の温度の低い研究炉などに使用されている。マグネシウムの合金であるマグノックスは,金属ウラン燃料の被覆材として炭酸ガス冷却炉に使用されている。軽水炉ではジルコニウムの合金であるジルカロイが,高温の水に対する耐食性も良く広く使われている。…

※「マグノックス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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