マリオ カステルヌオーヴォ・テデスコ(英語表記)Mario Castelnuovo Tedesco

20世紀西洋人名事典 の解説

マリオ カステルヌオーヴォ・テデスコ
Mario Castelnuovo Tedesco


1895.4.3 - 1968.3.16
米国の作曲家。
イタリア出身。
ケルビーニ音楽院ピッツェッティに学び、カセラに認められて若くして名声を得た。ユダヤ人のためにファシストに追われて1939年に渡米し、’46年に帰化した。ロザンゼルス音楽院で教え、映画音楽も手がけた。作風は印象主義的なもの「3つの海の小品」(’16年〜19年)から新古典主義風となり、ピアノ曲「ダビデ王の舞曲」(’25年)、ヴァイオリン協奏曲「Italiano」(’24年)などの作品があり、最近ではギター曲「ギター協奏曲第1番」(’39年)で知られている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報