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マルコマンニ族 マルコマンニぞくMarcoman(n)i

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マルコマンニ族
マルコマンニぞく
Marcoman(n)i

前1世紀初め頃マイン川の峡谷にいたゲルマン民族の一部族。前9年ローマに押されてボヘミア地方に移り,部族国家を形成。一時ローマに服属したが2世紀後半パンノニアからイタリアに侵入,マルコマンニ戦争 (166~180) でローマ皇帝マルクス・アウレリウスを悩ませた。以後もローマを圧し続け,のちのアラマンニ族の一部を形成したらしい。

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世界大百科事典内のマルコマンニ族の言及

【ローマ】より

…ブリタニアではスコットランドが放棄され,国境に〈ハドリアヌスの壁〉(122‐127),次いでさらに前進した線に〈アントニヌスの城壁〉(142‐143)がつくられた。北部ではドナウ諸属州にマルコマンニ族,クアディ族らのゲルマン人が侵入し北イタリアにまで達した。マルクス・アウレリウスはこれと戦い,カルパティア,ベーメン山地帯まで国境を押し戻す計画を立てたが,コンモドゥスはこの計画を放棄した。…

※「マルコマンニ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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