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マルダイゴケ Tetraplodon mnioides (Hedw.) B.S.G.

世界大百科事典 第2版の解説

マルダイゴケ【Tetraplodon mnioides (Hedw.) B.S.G.】

マルダイゴケ科の特異な生態をもつ蘚類北半球の寒冷の地に広く分布し,日本では高山帯にまれに生じ,腐って分解した動物の死骸や糞(ふん)の上に群生する。茎は高さ2~4cm,葉は柔らかく,長卵形で長さ2~4mm,鋭頭。蒴(さく)は大きく直立し,赤褐色で古くなると黒変する。蒴の基部は大きくふくらみ,色彩も鮮やかでよく目だつ。胞子が成熟すると,蒴は腐臭を放ち,ハエなどの昆虫を誘引する。胞子は粘着性があり,訪れた昆虫の体に付着して運ばれる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のマルダイゴケの言及

【コケ植物(苔植物)】より

… 個々の種は一般にごく限られた環境にのみ生育する。マルダイゴケはかならず腐った動物の死骸や糞の上に発生する。ホンモンジゴケは銅イオンを好み,神社などの銅ぶきの屋根から雨水の落ちる場所に生育する。…

※「マルダイゴケ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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