マルハナノミ(読み)まるはなのみ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マルハナノミ」の意味・わかりやすい解説

マルハナノミ
まるはなのみ / 円花蚤

昆虫綱甲虫目マルハナノミ科Helodidae (Scirtidae)に属する昆虫の総称。世界に広く分布するが、温暖な地方に多い。約600種が知られているが、日本産は約40種である。体長1.5~12ミリ、普通2~8ミリで円形ないし楕円(だえん)形、背部はやや平たく、前胸は短くて幅広い。多くは軟弱で、後脚の腿節(たいせつ)が太くなり跳ねるものもある。池沼や川、湿地などの水辺の葉上などに多くみられ、幼虫は流れや池などのほか樹洞、湿った朽ち木や落ち葉の中にすみ、菌類藻類やほかの有機物を食べる。

[中根猛彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む