マンガ大賞(読み)まんがたいしょう

知恵蔵mini 「マンガ大賞」の解説

マンガ大賞

書店員を中心とした有志により選定される日本のマンガ賞。マンガに詳しい多方面の選考員からなるマンガ大賞実行委員会により2008年に創設された。毎年1回、ノミネート作品と大賞が発表される。マンガに直接利害関係のあるマンガ家・編集者・ブックデザイナーなどは選考員から省かれ、全てボランティア・ノーギャラで運営されている。選考対象は、その年の1月1日から12月31日に出版された単行本のうち、最大巻数が8巻までの作品。14年度までの大賞受賞作品は、08年『岳』(石塚真一、小学館)、09年『ちはやふる』(末次由紀、講談社)、10年『テルマエ・ロマエ』(ヤマザキマリ、エンターブレイン)、11年『3月のライオン』(羽海野チカ、白泉社)、12年『銀の匙 Silver Spoon』(荒川弘、小学館)、13年『海街diary』(吉田秋生、小学館)、14年『乙嫁語り』(森薫、エンターブレイン)。

(2014-4-1)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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