ムンダ諸族(読み)ムンダしょぞく(その他表記)Munda peoples

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ムンダ諸族」の意味・わかりやすい解説

ムンダ諸族
ムンダしょぞく
Munda peoples

インド東部と中央部のビハール州からオリッサ州にいたる広大な丘陵地帯に居住する先住民の総称。かつてはより広い地域に分布していたとみられる。形質的にはプロト・オーストラロイド系で,長頭,黒褐色の皮膚,縮毛をもち,鼻が低く,眼窩の隆起が特徴であるが,モンゴロイド的要素を指摘する学者もいる。言語はオーストロアジア語族のムンダ語族に属する。チョタナーグプル高原の狩猟採集民のビルホル族と,オリッサ州の焼畑耕作をする少数民族を除き,棚田耕作の水稲栽培を生業とする。地縁化した単系出自集団が多く,宗教は祖先崇拝で,穀母神崇拝もみられ,巨石文化をもつ。

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