メアリー・メイプス ドッジ(英語表記)Mary Mapes Dodge

20世紀西洋人名事典 の解説

メアリー・メイプス ドッジ
Mary Mapes Dodge


1831 - 1905
米国作家,編集者。
ニューヨーク生まれ。
農村科学者の父の元で、父の助手として研究に従事し、雑誌「働く農民」の編集を行った。20歳で結婚し、二児をもうけたが28歳で夫と死別し、実家に戻り文筆活動に入った。代表作は「ハンス・ブリンカー、銀のスケート靴」(1865年)で、米国の3大古典児童文学の一つである。1870年「家庭の団らん」誌の編集者を経て、1873年「セント・ニコラス」誌(1943年終刊)の初代編集長となり、死ぬまでその仕事を続けた。ここからバーネットの「小公子」などの数々の名作が生み出された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報