メイラン(その他表記)Meijlan, Germain Felix

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メイラン」の意味・わかりやすい解説

メイラン
Meijlan, Germain Felix

[生]1775
[没]1831.6.12. バタビア(現ジャカルタ)
江戸時代後期のオランダの長崎出島商館長。 1806年東インド会社会計副検査官となり,のち検査官,地租監督官を経て,26年日本商館長に任命され,文政 10 (1827) 年長崎に着任した。3年間在任して,貿易仕法の改正,シーボルト事件処理尽力,また日本事情を調査して日本誌"Japan" (30) および『日本貿易史』 Geschiedkundig Overzigt van den Hendel der Europezen op Japan (33) を著わした。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「メイラン」の解説

メイラン Meijlan, Germain Felix

1785-1831 オランダ商館長
東インド会社のバタビア(ジャカルタ)政庁に勤務し,文政9年(1826)長崎出島に赴任。脇荷貿易(対日私貿易)の改善につとめ,11年のシーボルト事件では円満解決につくす。バタビアに帰任してまもなくの1831年6月12日死去。46歳。ライデン出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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