コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

モサラベ聖歌 モサラベせいか Mozarabic chant

2件 の用語解説(モサラベ聖歌の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モサラベ聖歌
モサラベせいか
Mozarabic chant

中世スペインカトリック教会の単声典礼聖歌。グレゴリオ聖歌とは違った地方的特色を示す。名称はイスラム支配下のスペインで,キリスト教徒モサラベと呼んだことに由来するが,実際にはイスラム支配下以前のビシゴート時代からあったため,ビシゴート聖歌とも呼ばれる

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

モサラベ‐せいか【モサラベ聖歌】

6~11世紀、トレドを中心としてスペインのカトリック教会で行われた典礼聖歌。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のモサラベ聖歌の言及

【スペイン音楽】より


[芸術音楽]
 最初に重要な表れとしては〈モサラベ聖歌〉が挙げられる。これは6~7世紀,西ゴート王国時代に形成された独特なキリスト教聖歌で,つづくイベリア半島イスラム化の時代(8世紀以降)にも多くのキリスト教徒(モサラベ)によって支持されたが,11世紀ごろローマ教会の勢力拡大とともに衰亡した。…

【中世音楽】より

…ローマに教皇庁ができてからも,グレゴリウス1世らの尽力を契機として,典礼聖歌の体系がつくり上げられていった。ローマ式典礼聖歌が確立したあとは,フランク王ピピン3世やカール大帝の政策などにもよって,フランスのガリア聖歌,スペインのモサラベ聖歌などの地方的な諸体系は消滅したが,ミラノ式典礼聖歌だけは,アンブロシウス聖歌の名で今日まで伝えられてきた。今日グレゴリオ聖歌の名で知られているローマ・カトリック教会の単旋律の典礼聖歌は,ルネサンス時代の反宗教改革の波の中で整理されたもので,中世の何世紀ものあいだに創作され改変された歌の集大成であり,地中海沿岸起源の歌よりも,フランク・ゲルマン起源の歌が多いのではないかと考えられている。…

※「モサラベ聖歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

モサラベ聖歌の関連キーワードゲージカトリック教会ローマカトリック教会加特力聖ピーターローマカトリック教会ウクライナ・カトリック教会《カトリック教会の統一》カトリック教会法典東方典礼カトリック教会ローマ・カトリック教会法

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone