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モンレアーレ Monreale

デジタル大辞泉の解説

モンレアーレ(Monreale)

イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の町。パレルモの南西約8キロメートル、カプート山に位置する。イタリア語で「王の山」を意味し、かつて王族の狩場があった。12世紀にアラブ‐ノルマン様式で建てられたモンレアーレ大聖堂があることで知られる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

モンレアーレ
Monreale

イタリア南西部,シチリア島北西部にある町。シチリア州パレルモ県に属する。パレルモの南西約 10km,標高 300mの丘陵地にある。市街はベネディクト会のモンレアーレ修道院を中心に発達。同院はノルマン人のウィリアム2世によってノルマン様式にアラブ的要素を取り入れて建設されたが,今日ではほとんど残っていない。12世紀後期に建設されたモンレアーレ大聖堂は,ビザンチン工人の手による美しいモザイクで有名で,2015年世界遺産の文化遺産に登録された(→イタロ・ビザンチン様式)。付近では柑橘類,オリーブを産し,町はその集散地である。人口 3万5219(2006推計)。

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世界大百科事典内のモンレアーレの言及

【パレルモ】より

…ビザンティン時代,イスラム時代も同様に遺品は少ないが,ノルマン時代の美術には,それ以前の美術様式を伝えるものがある。つまり,近郊のモンレアーレMonrealeの大聖堂サンタ・マリア・ラ・ヌオバ(12世紀末)のモザイクはビザンティン様式を伝え,ノルマン宮殿カペラ・パラティーナ(1132‐40)の壁画には,ロマネスク,イスラム,ノルマンの絵画様式が混在している。パレルモの大聖堂サンタ・マリア・アッスンタ(1185)はノルマン・ゴシック様式の代表例であり,付属博物館を有する。…

※「モンレアーレ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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