ヤミ民泊(読み)やみみんぱく

知恵蔵mini 「ヤミ民泊」の解説

ヤミ民泊

自宅の空き部屋などに有料で旅行客を宿泊させる「民泊」のうち、旅館業法上の届け出も民泊の認定も受けない状態で宿泊希望者を泊めること。民泊は、米国のエアビーアンドビー(Airbnb)社の登場などをきっかけに世界中の都市部を中心に急拡大している一方で、旅館業法の許可取得の要件が厳しい日本国内では、自治体の許可や認可を受けずに営業している家主が多く、騒音やゴミ出しなどを巡る地域住民とのトラブルや違法薬物の受け渡し場所に使われるなどの問題も起きていることから、2017年6月には民泊のルールを定めた住宅宿泊事業法(民泊新法)が成立、18年6月までに施行される見通しとなっている。

(2017-9-14)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android