ユニオン・ミニエール[会社](読み)ユニオンミニエール

百科事典マイペディア の解説

ユニオン・ミニエール[会社]【ユニオンミニエール】

1906年,ベルギー英国金融資本ベルギー領コンゴ(現コンゴ民主共和国)のカタンガ州の鉱業開発を目的に設立。銅,コバルトなどの鉱山をはじめ鉄道その他カタンガ経済を全面的に支配した。1967年政府により国有化され(当時の国名ザイール),国営企業ジェカミンが誕生した。その後,ユニオン・ミニエール社はコンゴ民主共和国以外に事業基盤を移し,今日でも世界最大の非鉄金属会社である。2001年ユミコアに社名変更。本社ブリュッセル。2011年12月期売上高23億ユーロ。
→関連項目コンゴ動乱コンゴ民主共和国

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android