カタンガ州(読み)カタンガ(その他表記)Katanga

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カタンガ州」の意味・わかりやすい解説

カタンガ〔州〕
カタンガ
Katanga

コンゴ民主共和国最南端の州。1972~97年までシャバ州 Shaba。ルアラバ川上流域のカタンガ高原を占め,州域の大部分は標高 1000m前後のサバナの高地。州都ルブンバシ。豊富な地下資源があり,世界有数の銅,コバルトの産地として知られる。ほかに亜鉛,カドミウム,鉛を産する。かつてはウランも産出。ベルギー統治時代には,レオポルド2世がイギリス資本も加えてつくったカタンガ特別委員会から発展したユニオンミニエールが鉱山開発を支配していたが,1967年に国営化され,コンゴジェネラル鉱山となった。その後日本の鉱業グループが政府と合弁のコンゴ鉱業開発会社をつくって進出したほか,日本の企業を含む国際コンソーシアムが地下資源開発を計画。コンゴ動乱の際は,モイーズ・チョンベの指導のもとに分離独立を主張して戦ったが,国際連合軍に鎮圧された。面積 49万6877km2。人口 454万8825(1991推計)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「カタンガ州」の解説

カタンガ州(カタンガしゅう)
Katanga

コンゴ民主共和国東南部の州。大量の銅が埋蔵される他,コバルトやウランなどの鉱産物を産出するため経済的重要性が高い。1960年の独立直後,この州で操業する巨大鉱山企業ユニオン・ミニエール社の処遇をめぐり中央政府への反発を強めたカタンガ州指導部は,ベルギーなどの支援を受けて分離独立を宣言し,コンゴ動乱の端緒を開いた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

アジア諸国の友好と平和促進とを目的としたスポーツ大会。第1回は1951年にインドで開催。原則としてオリンピックの中間年に行われる。主催はアジア‐オリンピック評議会。→アジア冬季競技大会...

アジア競技大会の用語解説を読む