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ラウレンティウス Laurentius

世界大百科事典 第2版の解説

ラウレンティウス【Laurentius】

?‐258
3世紀のスペインに生まれたキリスト教の聖人。伝説によれば,教皇シクストゥス2世に認められ,ローマ助祭となる。ウァレリアヌス帝の迫害で逮捕されたが,3日の猶予が与えられ,その間に教会の財産を貧者,病人らに分け与えた。再び捕らえられ財産提出を求められると,貧者らの群集を示したため役人の怒りをかい,鉄灸(鉄の焼網)の上であぶり殺された。コンスタンティヌス大帝の時代に,ローマの彼の墓の上にサン・ロレンツォ・フオリ・レ・ムーラ教会が建てられた。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のラウレンティウスの言及

【エル・エスコリアル】より

…スペイン・ルネサンス建築の完成を示すもので,また反宗教改革の旗手を任じたフェリペ2世の時代の一大記念碑である。聖ラウレンティウス(サン・ロレンソ)に捧げられ,正式名称はサン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル修道院。1563年フェリペ2世が,ローマのサン・ピエトロ大聖堂の次席建築家をつとめたトレドJuan Bautista de Toledo(?‐1567)に建設を命じ,その没後エレラJuan de Herrera(1530‐97)が引きつぎ,85年に完成。…

【ステパノ】より

…その執行に立ち会ったのがサウロ(後のパウロ)である(《使徒行伝》6~7章)。約400年後に遺骨と考えられたものの一部が発見され,ラウレンティウスの墓の中に納められたが,そのおり,後者の遺骨は横に寄って場所をあけたと言い伝えられる。イタリア,フランスで広く崇敬され,この聖人にささげられた教会はブールジュの大聖堂など数多い。…

※「ラウレンティウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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