リス氷期(読み)リスひょうき(その他表記)Riss glacial stage

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「リス氷期」の意味・わかりやすい解説

リス氷期
リスひょうき
Riss glacial stage

第四紀氷期で,ヨーロッパアルプスで認められた4回の主要氷期中の第3氷期。ドナウ氷期から数えて4番目の氷期にもなる。アルプスでは,この前のミンデル氷期とともに氷河がよく発達し,北ヨーロッパでも氷床の発達が著しかった。北アメリカイリノイ氷期にほぼ対応する。

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百科事典マイペディア 「リス氷期」の意味・わかりやすい解説

リス氷期【リスひょうき】

第四紀の氷河時代のミンデル氷期に次ぐ氷期。およそ25万年前から15万年前まで。氷河時代の中では氷床が最も広く広がった時代。海面低下は100m前後。気温は現在より数℃低かった。2亜氷期が認められる。

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