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リベリア前大統領の戦争犯罪 りべりあぜんだいとうりょうのせんそうはんざい

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知恵蔵の解説

リベリア前大統領の戦争犯罪

チャールズ・テーラーリベリア大統領は、アフリカの国家元首経験者として初めて、人道に対する罪で国際戦犯法廷の裁きを受けることになった。リベリア和解民主連合(LURD)の攻勢で退陣に追い込まれたテーラー前大統領は2003年8月ナイジェリアに亡命。ナイジェリア政府は、アナン国連事務総長国際社会の強い要請を受けて06年3月本国送還を決めたが直前に逃亡、再拘束後、本国経由で隣国シエラレオネの国際戦犯法廷に送られた。テーラー前大統領は、大統領在職中、シエラレオネ内戦の反政府勢力「革命統一戦線(RUF)」(サンコー議長)に不法ダイヤモンドと引き換えに武器や軍資金を提供し、少年兵を送って市民の無差別殺害など残虐行為を繰り返したなど、17の罪状によって起訴されていた(うち6件は検察側が「裁判の焦点を絞る」として取り下げた)。同年4月、初出廷したテーラー前大統領は同法廷の司法権を否認し、裁判の正統性を否定。罪状について全面的に無罪を主張した。

(林晃史 敬愛大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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