コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

リン酸化反応 リンさんかはんのうphosphorylation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リン酸化反応
リンさんかはんのう
phosphorylation

生体内で行われる諸種の代謝のうち,有機化合物にリン酸基が結合する反応をいう。生じたリン酸化合物のうち,含有自由エネルギーが特に高いものを高エネルギーリン酸化合物という。特にアデノシン三リン酸 ATPは,ミトコンドリアでは酸化的リン酸化により生成し,細胞基質内では解糖,発酵により生成して,エネルギー代謝の中心的物質となる。他の化合物のリン酸化は,ATPから末端リン酸基を受けて行われることが多い。しかしデンプンに無機リン酸の存在下でホスホリラーゼが働くとグルコース-1-リン酸が生じるなど,ATPが直接には関与しないリン酸化反応もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

リン酸化反応の関連キーワードウォーカー(John E. Walker)光合成(こうごうせい)プロテインキナーゼ光合成的リン酸化グリーンガードヘキソキナーゼ甲状腺

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android