最新 地学事典 「リーベック閃石」の解説 リーベックせんせきリーベック閃石 riebeckite化学組成の鉱物。アルカリ角閃石一種で,らん閃石-リーベック閃石系列に属する。曹閃石とも。Fe3+→Al置換30%,Fe→Mg置換50%までの範囲をリーベック閃石という。単斜晶系,空間群C2/m, 単位格子中2分子含む。格子定数a0~0.969nm, b0~1.805, c0~0.534, β~103.6°。暗青~黒色。長柱状・針状または石綿状結晶。比重3.3~3.4。多色性X紺青,Y藍,Z黄青。屈折率α1.654~1.701, β1.662~1.711, γ1.668~1.717。光軸面(010)に垂直,cに平行に近い。b=Z, cΛX0°~15°, 2Vx~50°~90°。低変成度の結晶片岩や火成岩のNaに富む花崗岩,閃長岩に産出する。クロシドライトと呼ばれる石綿はリーベック閃石である。E.Riebeckにちなんで命名。執筆者:冨田 克敏・加藤 昭 出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報 Sponserd by