レギュラーソリュブルコーヒー

デジタル大辞泉プラス の解説

レギュラーソリュブルコーヒー

ネスレ日本によるコーヒー製法分類。同社が2010年に開発した、微粉砕した焙煎コーヒー豆をコーヒー抽出液と混ぜ合わせて乾燥する製法で、「ソリュブル」は英語で「溶ける」を意味する。専用マシンでの抽出のほか粉末に湯を注ぐ、従来インスタントコーヒーと同じ飲み方も可能。同社はコーヒー抽出液のみを乾燥させたインスタントコーヒーとは異なる製法であるとして、この新分類名の普及を目指したが、2014年6月、全日本コーヒー公正取引協議会はこの製法もインスタントであると結論。この決定を不服としたネスレ日本は、同年7月、同協議会および全日本コーヒー協会、日本インスタントコーヒー協会、日本珈琲輸入協会を退会、食品関連法規を順守した表示を行いつつも、新分類名を商品に表示し続けることを発表した。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android