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インスタントコーヒー インスタントコーヒー instant coffee

6件 の用語解説(インスタントコーヒーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インスタントコーヒー
インスタントコーヒー
instant coffee

粉末または顆粒状のコーヒーに熱湯を注ぐだけで飲める即席のコーヒー。原料のコーヒー豆を焙焼,冷却,粉砕ののち蒸気または熱湯を通して抽出液をとり,さらに遠心分離機にかけて粒子を除いたうえ,熱風中で乾燥させてつくる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

インスタントコーヒー

濃縮したコーヒー液を噴霧乾燥あるいは凍結乾燥によって粒状にしたもので,湯や水を加えるだけでよい。1901年アメリカシカゴに住む日系人(加藤サトリ)がソリュブル・コーヒーとして発売したのが初めといわれ,のち1938年スイスネスレ社が〈ネスカフェ〉を発売。
→関連項目インスタント食品コーヒー

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栄養・生化学辞典の解説

インスタントコーヒー

 コーヒー豆を抽出し,乾燥したもの.即溶性で手軽にコーヒーを飲めることから,広く用いられている.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

インスタントコーヒー【instant coffee】

コーヒー豆から成分を抽出した液を乾燥させたもの。湯を加えて飲む。 → レギュラー-コーヒー

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

飲み物がわかる辞典の解説

インスタントコーヒー【instant coffee】


コーヒーの抽出液を乾燥し、粉末や顆粒状に加工したもの。湯などに溶かして飲む。抽出液を噴霧して熱風で乾燥させる噴霧乾燥(スプレードライ)と、凍らせて真空状態にし水分を抜く凍結乾燥(フリーズドライ)のものがある。

出典|講談社
(C)Kodansha 2013.
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

インスタントコーヒー
いんすたんとこーひー

コーヒー抽出液の成分を脱水粉末化したもので、湯や水を注ぐと容易に溶けてコーヒーが楽しめる即席コーヒー。アメリカにおけるインスタントコーヒーの規格は、水分3%以下、カフェイン3.6%以上、炭水化物ブドウ糖で35%以下の成分組成を有し、熱湯や水によく溶け、沈殿や混濁を生じないことと定めている。
 インスタントコーヒーの歴史は浅く、初めてコーヒー抽出液からコーヒー成分の粉末化が試みられたのは19世紀末で、アメリカ人のゲイル・ボードンによって試作されたが実用化するに至っていなかった。その後1900年代初めにアメリカにおいて、日本人がドラム乾燥法によって粉末コーヒーをつくり、ソルブルコーヒーの名称で売り出した。しかし、製法が拙劣で、味や香りがレギュラーコーヒーに比べてかなり劣っていたため、消費者の関心をよぶに至らなかった。本格的なインスタントコーヒーは、1946年にマクスウェル社の噴霧乾燥法によって開発された。それによって以前に比べて著しく品質の改善されたコーヒー成分の粉末化が完成し、急速にインスタントコーヒーの消費が増加した。しかし、当時の製法をもってしても、コーヒーの嗜好(しこう)成分中でもっとも重要な役割をもつ、香りをとどめるまでの技術が完成されなかったため、レギュラーコーヒーに比べてもの足りなさがあった。ある程度の香りを保持し、味の優れたインスタントコーヒーの開発がされたのは1951年で、その歴史は浅い。その後70年代には真空冷凍乾燥法による製法が実用化し、香りや味が大いに改善されたが、嗜好の点で手数をかけたレギュラーコーヒーに比べもの足りなさが残り、インスタントコーヒーの消費の増加は鈍化している。
 日本におけるインスタントコーヒーの普及は第二次世界大戦以降で、アメリカの駐留軍によって紹介された。それまでコーヒーは、複雑な配合や入れ方がたいへんなため、一般家庭の嗜好飲料としてはなじまなかった。しかし熱湯を注ぐだけで手軽に家庭で楽しめるインスタントコーヒーの紹介によって、コーヒーが家庭の飲み物として広まった。さらに1961年(昭和36)に輸入が自由化し、それ以降インスタントコーヒーブームを招いた。しかし供給面では、外国の技術を導入して国産品が出現しているが、価格の面で外国品をしのぐに至らず、大部分を輸入に依存している。[西山喜一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のインスタントコーヒーの言及

【インスタント食品】より

…日本では古来糒(ほしい)や焼米(やきごめ)のような加工食品が見られ,明治以降には即席カレー,葛(くず)湯,懐中汁粉,ゼリーの素(もと)などが売り出されていた。しかし,インスタント食品が一般化したのは,昭和30年代になってインスタントコーヒーやラーメンが人気を得てからで,インスタントという言葉自体が大流行するようになった。以下,インスタント食品のおもなものをあげる。…

【コーヒー】より

…産地では葉や枝の皮も乾燥後いって,コーヒー茶として飲用する。インスタントコーヒーは,抽出液を乾燥したものである。 原産地では,早くから野生品を利用していた。…

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