レベニューマネジメント(読み)れべにゅーまねじめんと(英語表記)revenue management

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

レベニューマネジメント
れべにゅーまねじめんと
revenue management

在庫を翌日に繰り越せないビジネスにおいて、需要を予測して収入(レベニュー)の最大化を目ざし、適切な販売管理を行うこと。イールドマネジメントyield managementともいう。1日当りの供給可能な数量が決まっているサービス業では、需要動向により完売して欠品状態になることもあれば、大量の売れ残りが生じることもある。このうち、おもに売れ残りを防ぐための管理がレベニューマネジメントで、売れ残ったものを投げ売りするのではなく、あらかじめ時機に応じた複数の価格を設定するなどして販売することにより、企業の収益を最大化する。競争が激しく需要変動の激しい航空会社やホテル業界で始まった販売管理手法で、航空券や宿泊料金に段階的な早期割引購入価格を設定することや、閑散期と繁忙期の料金を別設定することなどが該当する。レストラン、レンタカー、コンサートのチケット販売など多くの業界にも浸透している。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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