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レランス修道院 レランスしゅうどういん

世界大百科事典 第2版の解説

レランスしゅうどういん【レランス修道院】

フランスの地中海沿岸都市カンヌの沖にあるレリヌム島の修道院。5世紀初頭,セナトル(元老院)貴族ホノラトゥスが東方巡礼先で知った修道制を手本にして設立された。当初使用された修道院規則は不詳であるが,修道生活の形態は共住制と散居制とが併存していた。修道士の多くはゲルマン大移動の際,南ガリアに避難した北東ガリア出身のセナトル貴族であった。彼らは祈りと手仕事のかたわら,教父と古典作家の著作を学んだが,彼らのうちからプロバンスを中心として,ローヌおよびソーヌ両川流域諸都市の司教が輩出した。

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