レーニエ[3世](読み)レーニエ

百科事典マイペディア 「レーニエ[3世]」の意味・わかりやすい解説

レーニエ[3世]【レーニエ】

モナコ国王(大公)。フランスパリ政治学院などで学ぶ。祖父のルイ2世の死去に伴い,1949年に即位カンヌ国際映画祭でアメリカの映画女優グレース・ケリーと恋に落ち,1956年に結婚。二人の結婚は〈世紀の結婚〉〈世紀のロイヤルウェディング〉と呼ばれた。1982年に自動車事故で妻を亡くすが,その後も国王としての務めを果たした。カーマニアとしても知られ,公道で開催されるF1モナコグランプリでは,レース前にレーニエ3世と大公妃グレース・ケリーがオープンカーでパレードを行っていた。→グランプリレース

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