ロクリス(英語表記)Lokris

世界大百科事典 第2版の解説

ロクリス【Lokris】

ギリシア中部の古代地名。2地域に分かれ,東はエウボイア湾側でロクリス・オプンティアLokris Opountia,西はコリントス湾北岸とアンフィッサ峡谷を含みロクリス・オゾリスLokris Ozolisとよばれていた。これはロクリス人の間に後からフォキス人が侵入したためで,以後も絶えず近隣の侵略に悩まされたが,東西で同じ市民権を保持した。ロクリス人はギリシア史上たいした役割は果たしていないが,前8世紀ころ南イタリアに最初のギリシア人植民市(ロクロイ・エピゼフュリオイLokroi Epizephyrioi)を建設している。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

医療過誤

診療過誤ともいい,医療行為一般の誤りをさす。医学知識の不足,医療技術の未熟,診療行為の全体としての疎漏さ,不適切な薬剤や医療器具の使用などが原因となる。具体的には誤診,診断の遅延,手術過誤,注射事故,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android